こんにちは。12月に入り、今年も終わりに近づいてきましたね。
今日は妊娠中の女性のあなたは特に必見の記事です。
妊娠すると疲れやすくなったり、めまいや息切れが起こったりすることはありませんか?
その原因の一つに貧血があります。
今日は貧血対策になるお野菜をご紹介したいと思います。
それは・・・ホウレンソウです!!
貧血予防としてはかなり有名なお野菜ですが、なぜなのでしょうか?
■1.そもそも貧血の原因は?
貧血の主な原因は、鉄分の不足です。
血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンが酸素と結合し、酸素を運ぶ役割を果たしています。
そして、このヘモグロビンを作るのに必要なのが、鉄です。
鉄が不足すると、ヘモグロビンが不足するため酸素の運搬がうまくいかなくなり、
少しでも酸素を体中に送ろうとして心臓や肺が激しく働くため、動悸・息切れを
はじめとした症状が起こるのです。
■2.なぜ女性は貧血になりやすいのか?
日本人女性の5人に1人は貧血だと言われています。
では、なぜそんなに貧血の人が多いのでしょうか?
大きく原因は2つあると言われています。
1)鉄分不足
過度なダイエットや偏食によって、鉄分不足が起こる場合があります。
2)出血
女性は月経や分娩で体外への出血が起こるため、貧血が起こりやすくなります。
また、痔や胃潰瘍、胃腸のがん、子宮筋腫などによって体内で出血が起きている
場合があります。
特に妊娠中の女性の場合は、赤ちゃんに酸素や栄養を送るためにたくさんの鉄分が
必要になり、赤ちゃんには優先的に母親の体の鉄分が使われていくので、
貧血になりやすいのです。
なので、効果的に鉄分を補給する必要があります。
■3.野菜のなかでも鉄分含有量トップクラス!効果的な食べ方は?
鉄分には比較的吸収率の良い動物性鉄分“ヘム鉄”と、吸収率の悪い“非ヘム鉄”があります。
じつはホウレンソウに含まれるのは、吸収率の悪い“非ヘム鉄”です。
ただ、食べ物の組み合わせ次第で吸収率が格段に良くなる方法があります。
それは、動物性たんぱく質やビタミンCと一緒に摂ること。
例えば、スクランブルエッグにほうれん草を加えれば、卵のたんぱく質が
ほうれん草の鉄分の吸収を良くします。
また、レモン果汁をかけることで、レモンのビタミンCが鉄分を吸収させてくれます。
せっかく豊富に含まれる鉄分も調理法次第で、吸収率が全然違ってくるので、
効率的に摂取したいですね♪
いかがだったでしょうか?
他にもクックパッド様にホウレンソウを使ったおいしいレシピがたくさんありますので、
是非チェックしてみてください!
ぜひあなたもホウレンソウで効率よく鉄分を補給しましょう!!