ホウレンソウだけ食べても、貧血予防になりません

12月に入り、寒さも厳しくなってきました。
朝起きるのがとてもつらい季節ですね。。

朝起きて体がだるい、なんだかふらふらするなどの
症状はありませんか?
ひょっとするとそれは貧血の症状なのかもしれません。
なんと成人女性の5人に1人は、貧血予備軍なのだそうです。

今日はそんな貧血の症状にうれしいホウレンソウをご紹介いたします!
実はただ食べれば良いというわけではないのですよ♪

2ad1d2d3fc9816ae63bf26ba2d3226f6_s

■1.ホウレンソウは鉄分の含有量が野菜トップクラス!!
貧血は鉄分の不足が原因で起こりますが、ほうれん草は野菜の中でも
鉄の含有量が多い食材として知られています。

なんと100g当たり2.0mgも鉄分が含まれているそうで、同じく鉄分が含まれる
豚肉や鶏肉の鉄含有量が100g当たり1.0g前後であるのに比べると、
ホウレンソウが優秀な鉄の供給源であるということが分かります。

3df369a0e0749a314840f36e2aa6a9d7_s

■2.ただし、ホウレンソウの食べ方にコツが必要
ただし、ただホウレンソウを食べればよいというわけではありません。

鉄分には実は分類があり、「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」があります。
摂取しなければいけないのはヘム鉄なのですが、ホウレンソウは非ヘム鉄
の含有量が高いのです。

非ヘム鉄は体内への吸収が悪く、ホウレンソウばかり食べていると非ヘム鉄ばかり
を摂取することになってしまい、体内へ鉄分をうまく吸収できないのです。

しかし、ご安心下さい。非ヘム鉄は、ビタミンCやタンパク質を多く含む食品と
一緒に摂取すると「ヘム鉄」に変化するのでちゃんと貧血の症状に効果があります。

なので、食べる時のポイントとしてはビタミンCやタンパク質と一緒に摂取することが
大切です。

0170a0e494adf9aa597fbcb0426f4fc0_s

■3.ホウレンソウのおいしい選び方・ゆで方
せっかく食べるからには美味しいホウレンソウを食べたいですよね♪
ここではホウレンソウの 選び方・茹で方をご紹介いたします。

ホウレンソウは下記4つのポイントを押えている物を選びましょう。

(1)茎が太く、しっかりしているもの
(2)葉先がみずみずしく、ハリがあるもの
(3)葉が傷んでいないもの
(4)鮮やかな緑色をしているもの

「これだ!」というほうれん草が見つかったら、美味しさを引き出す茹で方をしましょう。
ここで使用するのは、“砂糖”。砂糖は、ほうれん草に含まれるアクを取り除いてくれるので、
塩ゆでするよりも美味しく仕上がります。お鍋に小さじ1杯、サッと加えてみてください。

■ホウレンソウを使ったおいしいレシピはこちら♪

いかがだったでしょうか?

クックパッド様にホウレンソウのおいしいレシピがありますので、
是非チェックしてみてください!

⇒美味しいホウレンソウのレシピ

皆さんもホウレンソウを食べて、健康的に過ごしましょう♪