丹波黒大豆の誕生秘話

兵庫県篠山市に川北という集落があり、
ここが黒大豆の原産地と言われています。

20110916
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「多紀郡誌」(1918)では、江戸時代中期に川北の地で
良質な黒大豆が作られていたことが記されています!
いつから栽培されていたかは記録に残ってないようです!

丹波黒大豆が全国的に有名になったのは、
年貢を黒大豆で納めるようになったからです。
しかし、江戸の町で人気になった「川北黒大豆」に対し、
新しいライバルが出現しました!!

現在の篠山市東部地域で「波部黒(はべぐろ)」という
黒大豆が宮内庁御用達になり、双方の争いが激しくなった
そうです。
そこで、昭和9年に多紀郡の農会の斡旋で
「丹波黒大豆生産出荷組合」を組織して、
名称を丹波黒大豆に統一したといわれて
います。

それでは、次回は黒豆の栄養素についてお伝えします。
ありがとうございました。

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情報元:旬の食材図鑑
http://www.shunmaga.jp/zukan/yasai/kurodaizu/kurodaizu.htm